スマホを無くしてどこにいったか一瞬考えていたら、数秒後、自分の手のひらにあることに気づきました。
えのっちです。
さて、今回はエシカル消費の具体例を紹介したいと思います。
なかなか身近にあるのかわかりづらいエシカル商品ですが、実は意外と簡単に見つかったりします。
こんな感じでいいんだ、というのも中にあるので、参考にしていただけると嬉しいです。
エシカル消費の具体例
具体例1 フェアトレード
直訳すると公正な取引となりますが、意味としては、不当に安い賃金で働かされている途上国の貧困層に対して、正当な報酬を支払おうという貿易のしくみのことです。
途上国の生産者の作ったものに対して、正当な賃金を支払うことで、生産者の生活改善と自立を目指します。
なのでフェアトレードにより生産された商品を購入することはエシカル消費になります。
フェアトレード品はチョコやコーヒー、紅茶、服などさまざまあり、国際フェアトレード認証ラベルという、フェアトレードの認証ラベルもあります。
商品にラベルのあるものはフェアトレードを行っている証明になるので、下記のラベルが付いている商品を購入するといいでしょう。

国際フェアトレード認証ラベル
具体例2 オーガニック
有機とも呼ばれ、長くから世間一般に浸透している言葉だと思います。
オーガニックは体にいいといわれて注目されましたが、農薬や化学肥料を使わないことで、労働者や自然環境に配慮することが目的でもあります。
代表的なマークに有機JASマークがありますね。
他にも有名なマークがありますが、これらのマークがある商品を購入することはエシカル消費になります。

具体例3 アップサイクル
本来は捨てられるようなものに新たな付加価値をつけて利用できるようにすることをアップサイクルといいます。
リサイクルと似ていますが、リサイクルは捨てられるようなものを原料や材料として再利用することで、アップサイクルは捨てられるものそのものを素材として生かすという違いがあります。
ですが、どちらも捨てられるものを利用できるようにすることは共通しています。
アップサイクルは着られなくなったデニムやタイヤのチューブなど、こういったものがバッグや財布に再利用されています。
具体例4 リサイクル素材
先述したようにアップサイクルと同じく、リサイクル素材を使用した商品の購入もエシカル消費です。
リサイクル素材で代表的なものが、ペットボトルを再利用したリサイクルポリエステルです。
このような素材を利用した服などがあります。
具体例5 リサイクルショップ・中古品売り場・フリーマーケット
誰かがいらなくなったものをまた利用することもエシカルです。
なので、リサイクルショップや中古品売り場、フリーマーケットの利用もエシカル消費になります。
今までのエシカル消費とはずいぶん敷居が低いものになるのではないでしょうか。
安価に消費できる方法の一つになりますね。
具体例6 伝統工芸品
手作業や天然素材を使用している伝統工芸品は環境負荷が少ないため、購入することでエシカル消費になります。
歴史や伝統の継承としても大切なことですね。
普段使っているものが伝統工芸品だと、おしゃれな感じになります。
具体例7 省エネ家電
省エネルギー家電の購入もエシカル消費です。
最近省エネラベルが新しくなり、多段階評価がつくなど、省エネ性能がわかりやすくなったようです。
統一省エネラベルというそうです。

具体例8 エコマーク付き商品
エコマーク付き商品の購入もエシカル消費です。
厳しい審査により基準を満たしていると判断された商品に限り、このマークがつきます。
審査基準をクリアした商品にだけつけることができる信頼の環境ラベルです。
もう有名なマークでみなさんにも馴染みがありますよね。
これも、なかには安価に消費しやすいものがあるのではないでしょうか。

具体例9 寄付付き商品
購入することで売り上げの一部が寄付される寄付付き商品もエシカル消費にあたります。
寄付付き商品はさまざまあり、年賀状やチョコレート、Tシャツなどがあります。
具体例10 再生可能エネルギー
再生可能エネルギーとは、太陽光、風力など自然の力を利用して生まれるエネルギーのことです。
電力自由化により、再生可能エネルギーを利用している電力会社から電気を買うことができるようになりました。
ですが、発電所を作るために環境を破壊しているという問題も存在するので、課題はまだあるようです。
具体例11 地産地消
地元で作られたものを消費することもエシカル消費になります。
海外から輸入されたものは、輸送するためにたくさんのエネルギーを使います。
自然破壊や地域経済も鑑みて、地元の食材をなるべく消費することは大事なことです。
比較的消費のしやすい方法だと思います。
具体例12 消費期限の近いものを買う
スーパーやコンビニなどで、消費期限の近いものを購入することもエシカル消費です。
食品や食材の廃棄量を減らす、食品ロスの問題に貢献できます。
少しの心がけでできることなので、やりやすい消費ではないでしょうか。
具体例13 障がい者福祉支援
障がいのある方が生産した商品の購入もエシカル消費です。
障がい者の生産した商品を販売するオンラインショッピングモールもあり、多岐にわたる商品が販売されています。
具体例14 応援消費
読んで字のごとく、応援するための消費のことです。
災害のあった被災地の商品を購入することが応援消費にあたります。
特に災害の多い日本は、いつ被災してもおかしくないので、お互い様の精神で買って応援することは良いことですね。
おわりに
以上が、エシカル消費の具体例でした。
エシカルは注目されているワードですが、一般にはまだまだ浸透しているものではありません。
これから、こういった消費が増えてもっと身近になるといいなと思います。
最後まで読んで下さった方どうもありがとうございました。
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