ツンデレヒロイン図鑑

ラブコメ作品で、大概一人はいるヒロイン、

【ツンデレ】

二次元の世界には山ほどいるのに、その性質の特異さから、リアルの世界だと反抗期まっただなかの学生くらいしかいない狭範囲な属性。

そして、存在感の強さから十中八九、主人公に好意を持つ。

そんな、

恋愛遭遇率激高属性

のツンデレヒロインを図鑑風に紹介。

ですが、厳密には図鑑ではありません。私えのっちの主観が多分に含まれていますので、解説が的を射ていない可能性があります。あくまで『風』です『風』。

また、取り上げた属性・テーマのヒロインを網羅的に紹介しているわけでもありません。

図鑑として違うな、おかしいなと思っても公序良俗に反しない限り、個人の見解だと思って読み流してください。

なお、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めていますが、もし異なっているという点があれば教えていただけるとありがたいです。

※ここから先の文章の一部は、AIにより生成された生成物の単語レベルでの使用、あるいは表現を変化したものの使用を含みます。なお、文章の構成や編集、確認等はえのっち本人が行っております。

ツンデレヒロイン図鑑

クリエイターとヒロインの両面から放たれる２要素ツンデレ

【和名】 サワムラ・スペンサー・エリリ（澤村・スペンサー・英梨々）

【分類名】 ツンデレ・オタク科　ツインテリエンヌ属

特徴と生態

項目	観察結果・解説
気質	・プライドが高い 主人公・安芸倫也への求愛や天敵・霞ヶ丘詩羽への尊敬の念を露わに出来ない模様。 ・強気のようで弱メンタル 本種の存在意義を脅かす外来種・羽島出海や倫也の血縁種・氷堂美智留のような、自己を上回る種の出現に対してショックを受けやすい。ケアが必要。 ・ヘタレ（恋愛面） 最大の競合種・加藤恵の倫也に対する正妻感が増していく一方でも、本種は何もアプローチできない（でも尾行はする）。
威嚇行動	・マウント発言 対象は主に詩羽と出海。詩羽に対しては恋敵として、出海に対してはクリエイターとしての発言を多く含み、両種から脅威・敵意を感じた時に本能的に行う。
求愛行動	・弱気発言 ・倫也と共に行うゲーム 両行動とも本種が病気になったり、負い目を感じたときに発現。平時（本性モード）は高飛車に振る舞っているため、この行動を観測するのは非常に困難。
相性の良い種	・加藤恵 本種の競合種ではあるが、同時に本質を露わに出来る唯一の親友。
天敵	・安芸倫也 本種のツンデレ心をくすぐる最大要因。 ・霞ヶ丘詩羽 マウントと倫也を取り合う喧嘩仲間。 ・羽島出海 本種が重要視しているポジションを奪いにくる外来種。

観察者のコメント

本種はクリエイターとヒロインの両面から放たれるツンデレムーブが特徴的。

バランス的には９：１の割合でツンがかなり多めかつ、強め。

クリエイターとしてもヒロインとしても、ツンデレの根源は倫也にあり、素直になりたい気持ちはあるが意地を張ったり、周囲の視線を気にして、どうしても最長ルートを選択しがちになる。

あだ名を付けるヒロインのあだ名もツンデレっぽい

【和名】　アダガキ・アキ（安達垣愛姫）

【分類名】　ツンデレ・ヒメ科　ザンギャクイネンス属

特徴と生態

項目	観察結果・解説
気質	・大のオス嫌い 別名：残虐姫。求愛してきたオスがいたらこっぴどく振り、二度と求愛できないようにする処刑人と化す。 ・依存傾向 使用人である宿主・小岩井吉乃に寄生し、大量の養分を吸収する。
威嚇行動	・あだ名付け 求愛してきたオスに対して、その容姿や欠点を容赦なく屠り不名誉な『あだ名』を付けて葬り去る。社会的尊厳にダメージを与えるソーシャルツンムーブ。
求愛対象	・雅宗兼次 様々なオスを蹴散らしてきた本種が、唯一といっていいほど好意的になる個体。推察するに本種は特定の体型から何らかの性的魅力を感じ取っている模様。 ・幼少期の政宗 本種が初めて求愛の意志を示した個体。この種への外敵からの脅威を退ける行動を観測。
相性の良い種	・飼い犬 ドーベルマンと推察される。この種との交流が本種の成体までの過程に大きく影響を与える。
天敵	・藤ノ宮寧子 本種とは生育環境が似通っている競合種になる。この種は独自の健康法により常時ノーパンでいるという特異な生態があり、主人公・真壁政宗やその他のオスへ特有のフェロモンを放出している。 ・豚足 本種が幼少期の政宗に付けたあだ名。このあだ名をきっかけに本種と政宗は相互に拗らせていくようになる。

観察者のコメント

男性が苦手というヒロインはいるけれど、本種ほど男嫌いなヒロインはラブコメの世界でも珍しい。

吉乃に対しても横柄なところから、ツンの強さ・規模の広さがうかがえる。親衛隊がいることが不思議。

そんな地球全体の３５億人以上に対して、ツンをかましそうな本種だが、雅宗や幼少期の政宗に好意的なのでデブ専とみられる。やはり救いはあった。

RPGのシナリオみたいに長編でお送りするツンデレ

【和名】　ナカノ・二ノ（中野二乃）

【分類名】　ツンデレ・ジジョ科　ボウソウアピスト属

特徴と生態

項目	観察結果・解説
気質	・強固な防衛本能 本種の群れ（五つ子）に対する集団意識を重要視しており、テリトリー意識がとても強い。このため、群れの調和を乱す種（風太郎）と認識したら徹底的な排除行動を起こす。 ・群れへの不変願望 前述の防衛本能は本種の群れへの愛情が起因しており、それは群れへの不変願望ともとれる。すなわち、変わらない姉妹の絆が本種の原動力であると推察できる。
威嚇行動	・冷たい視線 主に本種単体にではなく、群れにおいて危機を感じた時に脅威となる対象へ行う。鋭い睨みに萎縮せず、その場に居続けるには図太い神経が必要。 ・暴言、罵声 この威嚇もやはり群れから危機を排除するための行動だが、時として群れに属する種へ対して行われる事があり、関係性の変化、本種の成長を促す物語の進行を支えている。
求愛行動	・積極的なコンタクト 本種は一度発情するとブレーキがきかず、求愛対象に対して真正面から好意をぶつける。対象から気を引くためにその気持ちは一切包み隠さない。 ・鳴き声の変化 主人公・上杉風太郎への求愛は外敵との認識から変化したもののため、本種の鳴き声に変化が観測された。特に「上杉」→「フー君」への変化はツンデレ史上最大級の振れ幅を感じさせる。
天敵	・上杉風太郎 群れの関係性を乱す元凶。この個体はそのことに全く意識がないが、本種には大変強い危機意識を持たせた。それゆえ、観察者にとって後の本種の心情の変化には大きなカタルシスを与えた。 ・中野家の姉妹たち 群れに属する種も時として天敵となる。特に修学旅行での風太郎をめぐる縄張り争いは、他種の思惑が交錯し、本種の求愛行動の障害となった。
毒の有無	・有り ターゲットを昏睡状態に陥らせる毒を飲食物に混入。主にテリトリーを死守する目的で行う防衛手段の一種。

観察者のコメント

一定期間まではツンツンを貫き、ある期間を超えるとデレデレに振り切るという、長いスパンでのツンデレが特徴的。

ツン期間はデレが全くなく、デレ期間はツンがほとんど無い（戦略的には一度ある）極端なヒロイン像が、本種のはっきりした性格を際立たせている。

いやむしろ、はっきりした性格だからツンとデレが交互に全振りされるヒロインになったのか、とか考えるけど、それは卵が先かニワトリが先かの問題だろう。

余談だが『風』というタトゥーを入れたら、その対象は『藤井風』だと勘違いされそう。

主人公を振り回すコントロール型のツンデレ

【和名】　コウサカ・キリノ（高坂桐乃）

【分類名】　ツンデレ・ギャル科　オタイモンテウス属

特徴と分類

項目	観察結果・解説
気質	・血縁（兄）に対する無関心 本種は実兄である主人公・高坂京介と共生状態にあるが、特段関心を持たずに行動し、コミュニケーションも皆無。端から見ても冷戦状態であり、これが本種の初期のツンムーブであると推察できる。
相性の良い種	・高坂京介 本種を管理・飼育できるこの上ない世話係。無関心というツンムーブを超えた次のフェーズで展開される関係により、本種にとっては下僕という認識を持つ。
天敵	・黒猫 和名：五更瑠璃。本種とは競合種であり同類種（オタク）。接触するとよくキャットファイトを展開するが、これは両個体の高密度なコミュニケーションでもある。 ・田村麻奈実 本種の競合種。京介の近辺での存在が多く観測され、本種の求愛の障害とされる。完璧なスペックを持つ本種と違って、平凡な個体であることがより本種の嫉妬心を掻き立てている模様。
求愛行動	・人生相談 本種特有の鳴き声「人生相談があるの」で求愛対象（京介）に接触するが、厳密にはこれは本種にとって相談ではない。京介に拒否させず、言いなりにさせることで繁殖行動に持ち込もうとする高等手段である。

観察者のコメント

ツンデレの代表格とされるヒロイン。

本種のオタク趣味がらみで京介を強引に行動させるコントロール型のツンが特徴的。

いくら京介が振り回されても、感謝のデレを報酬として、結果、観察者にも希望をもたらす典型的なツンデレである。

１８禁の美少女ゲームが好きだと嬉しそうにカミングアウトされたときに、

「やっぱりおかしいかな？」と言われたら、「まぁ、そうだな」とは言えないわな。

キレすぎて将来認知症にならないか心配なヒロイン

【和名】　マクザワ・オウカ（幕澤桜花）

【分類名】　ツンデレ・デザイナー科　キョウケンチウス属

特徴と生態

項目	観察結果・解説
気質	・攻撃的で喧嘩腰 本種は主人公・粕壁隼やその他４人の女神と共生状態にあり、他の女神とは調和するものの、隼に対してはケンカが絶えない。後に好意を持ってからも噛みつき癖がとれず、ちょっとしたことでも吠えるため沸点の低さがうかがえる。
求愛行動	・ピラフを振る舞う 基本的に料理全般はあまり得意ではない本種だが、生息地である喫茶店 『Familia』の先代マスター直伝のピラフは完璧に作れるため、隼への求愛行動として振る舞う様子が観測される。
天敵	・粕壁隼 気質の項目でも記述したように、ことあるごとに衝突を繰り返す個体。本種の攻撃行動の一種として、ダサいデザイン衣装の提供があったが、この攻撃はこの個体には通用せず、むしろ本種のデザイナーとしての評価を高める結果となった。
餌付け方法	・デザインした衣装の賞賛 本種は存在意義としている衣装デザインに並々ならない執着があり、デザインした衣装を褒めることが何よりの栄養源になる。もし、本種に歩み寄りたい場合、仮にケンカのような状態になっても、このような餌付けをすることで良好な関係を築ける場合があるため推奨する。

観察者のコメント

ツンデレという観点から見ると、怒ることはよくあるが、素直に感謝することもある、割とオーソドックスなタイプのツンデレヒロインに思う。

７：３くらいの割合で、ツンとデレがあるようなちょうど良さがあり、

吉野碧流が『ツン・ツン・デレ・ツン・デレ』くらいのバランスで、とアドバイスをしなくても自然と体現しているようにみえる。

でも、「ここでカッとなるんだ」という部分は、他のツンデレヒロインより多め。

なので、

キレられても笑顔で返せるマゾヒ、、、包容力のある方におすすめのヒロイン。

俺だけは理解している感を新しいかたちで提供するツンデレ

【和名】　アリサ・ミハイロヴナ・クジョウ（アリサ・ミハイロヴナ・九条）

【分類名】　ロシアン・ツンデレ科　アーリャリテンス属

特徴と生態

項目	観察結果・解説
威嚇行動	・罵倒（日本語） 隣人の主人公・久世政近に対して行われる。主に政近のやる気のなさ、怠惰な学園生活をみての苛立ちからくる行動と周囲は思っているが、これはポーズであり、本来はこの個体とのコミュニケーションを図る意図がある模様。そのため、威嚇効果は弱い。
求愛行動	・デレ発言（ロシア語） 威嚇行動の後に高頻度で観測される。本種自体はこの行動を求愛と認識していないようだが、対象である政近や神の視点を持つ観察者は求愛行動として認識している。
相性の良い種	・久世政近 本種のデレ発言（ロシア語）を全て理解しつつも、すっとぼけることで物語の終焉を防いでいるオス。この個体がうまく泳がせていることで、本種の魅力が最大化している。
天敵	・周防有希 本種の競合種。生徒会長選と政近の隣を争うラスボスのような存在。 ・辛い食べ物 完璧な個体である本種が唯一といっていいほど受け付けることができない存在。だが、目の前に出されると生来の負けず嫌いが災いして摂取しようとする。その場合、平然としているようで内心かなり焦っているので、サポートが必須。
鳴き声	・日本語：「だらしない」「みっともない」「ゲーム廃人」 ・ロシア語：「Милашка（かわいい）」「Обрати внимание!（かっまーえ！）」「Я тебя люблю（好きよ）」 ※この鳴き分けによる温度差で風邪をこじらせる観察者が頻出する。

観察者のコメント

普段はツンツンしているが、時々話すロシア語ではデレるという帰国子女ならではのツンデレが特徴的。

『政近は全然理解していない』とタカをくくった上で発するロシア語のデレが、本種の最大のバグであり、神仕様である。

政近への好意を明け透けに発信するメディアと化しているが、このような放送事故であれば、配信は切らないでほしい。

行動はツンデレを通り越したストーカー

【和名】　ホシザキ・リカ（星崎理香）

【分類名】　ツンデレ・ツインテ科　ヤエバノミリス属

特徴と生態

項目	観察結果・解説
気質	・高飛車な自己チュー 本種は有名動画配信者（別名：ミリカ）の顔も持ち、主人公・向井直也に自身のボディガードをしてもらうため交際を申し込むくらい、自己中心的な気質を持つ。それが次第に直也に対する独占欲をもたらし、本種の存在する世界（二股から始まる交際）においては特殊な「自分だけを選んでほしい」というポジションに置かれている。 ・いざとなると乙女 積極的なハニートラップを仕掛けて、直也との同居に持ち込めた本種だが、いざ性的接触という儀式の前触れを迎えると、急に怖じ気づいてガードが堅くなる模様。奔放そうにみえて、大事なところは守るという淑女な面を観測した。
求愛行動	・直也への課金 本種の強引な気質から、直也への求愛は手段を選ばない。大量のリソースをつぎ込み、時には自身の妹・星崎理紗を利用して直也を落としにかかる。ゲームに興じている姿はわずかしか観測されないが、直也に対しては間違いなく廃課金者である。
相性の良い種	・ミーチューブ（動画配信プラットフォーム） 本種がインフルエンサーまで上り詰めた舞台。間接的にはこのコンテンツのおかげで直也とつながり、課金のための大量の資金を確保できた。 ・星崎理紗 本種の血縁種で妹。本種の存在する生態系で最もまともな感性を持ち、この個体は本種について『良い女』と評するほど慕っている。そのため、本種の求愛行動に協力的だったが、自身の世界の理を知り、直也への求愛を改めるよう諭す。
毒の有無	・有り 毒というのは一般的に、自身の防衛手段や攻撃手段の為にあるが、本種にとっては違う。本種にとって毒は求愛行動の為に使用するものであり、これにより対象に接近し、繁殖行動へ持ち込もうとする。

観察者のコメント

本種は他のツンデレヒロインとは違い、主人公にはツンを向けず、むしろデレを一辺倒に注いでいる。

なので、ビジュアルやポジション的にツンデレにカテゴライズされているが、実際にはそこまでツンデレ感がないヒロインに思う。

行動はツンデレを通り越してストーカーだが、後先を考えないところが最高に面白い。

本種が庭にテントを張っていても、通報はせず、見守るとともにスパチャで応援してあげよう。

その他のヒロイン図鑑

ヒロイン図鑑は他にもあるので、気になったら是非。

他にも「あれ？このツンデレいなかったな」とか「この属性取り上げてみたら？」とかあれば、教えてくれるとありがたいです。