たまにクスッとする漫画【長門有希ちゃんの消失】感想

長門有希ちゃんの消失のアイキャッチ画像

アニメ化もされ絶大な人気を誇る【涼宮ハルヒの憂鬱】

そんなハルヒのスピンオフ作品【長門有希ちゃんの消失】もアニメ化されるほど人気になりました。

筆者もアニメ、漫画と読みましたので今回は漫画【長門有希ちゃんの消失】を読んだ感想を記事にしてみました。

この記事を読めば【長門有希ちゃん消失】がどんな作品か、読んでいてどんな気分、感情になるのかがわかると思います。

目次

【長門有希ちゃんの消失】のあらすじ

※作品を知っている人は読み飛ばしていいですよ。

文芸部部長のちょっと内気な主人公【長門有希】は同じく文芸部員の【キョン】に片思いしている。

そのことを知っている同じく文芸部員の【朝倉涼子】はそんな長門を応援し、恋愛面でも生活面でも長門を支えています。

文芸部は過去に廃部の危機になっており、長門はそのときに偶然出会った【涼宮ハルヒ】に勇気をもらい、行動することを決意する。

その後なんとか廃部は免れるが、長門はそのときのお礼をハルヒに言えずにいた。

ある日に長門はハルヒと再会し、文芸部が存続できたお礼を伝え、それがきっかけでその後なぜか他校の生徒であるハルヒや【古泉一樹】が文芸部に居座るようになる。

そこに先輩である【鶴屋さん】や【朝比奈みくる】も混ざって楽しく日常を過ごしている。

以上があらすじです。

この7人でクリスマスやバレンタインなどの年間行事をこなしながらの日常を描いているラブコメ作品です。

この作品は長門たちの卒業後までを描いていますので、長門や朝倉その他のキャラの進路や、そもそも長門の恋の行方なども気になってくる作品です。

【長門有希ちゃんの消失】のレビュー

【長門有希ちゃんの消失】の感想

この漫画の感想を一言で言うと、「たまにクスッとするマンガだな」という感じでしょうか。

作者のギャグセンがあまり高くない印象で、クスクス笑えるマンガではないように思います。

ですが、面白いポイントもいくつかあり、笑える箇所が全くないラブコメではないです。

涼宮ハルヒの強引ででまかせめいた発言は健在ですし、この作品では常に良い人の朝倉涼子のお節介なアドバイスも時に笑えます。

1冊に対して、クスッとくるポイントが1、2カ所といったところでしょうか。

なので「たまにクスッとするマンガ」という印象です。

好きなキャラ

個人的に好きなキャラは、朝倉涼子でしょうか。

憂鬱ではキョンに殺人鬼呼ばわりされるキャラでしたが、今作ではただの良い人、本当に良い人。

いつもズボラな長門の世話をよく焼いていて、しっかり者の頼れる存在。

長門の恋にアドバイスをしたり、応援するサポート役です。

料理もできるし、ちゃんとしてるし、ホント、嫁にしたいです(笑)

幼少期の頃から長門のことを知る幼なじみですが、それでも幼少の頃は長門にリードされていたようですね。


そんな彼女が長門を支えるようになったのは、彼女が長門に頼られたい存在になりたかったという願望があったからかもしれないです。

他に気になるキャラといえば、やはり涼宮ハルヒでしょうか。

憂鬱では宇宙人、未来人、超能力者、異世界人またはそれに準ずる者にしか興味がないと主張していましたが、今作もその主張をしていて、でもその割には普通の人間である長門やキョン、朝倉とも仲良く接しています。

憂鬱と違ってちょっとマイルドに、良い人になっている感じです。

まぁ、憂鬱のときと違ってエキセントリックなことは起きませんから、普通に仲良くするキャラというのは頷けますけどね。

この作品の感慨深さ

この作品は、普通の日常を切り取ったラブコメを起伏なく描写している印象をうけますので、特にピンチになったり、仲違いするようなことはありません。

なのでほのぼのとして読むことができます。

そして、憂鬱の長門有希がこうあってほしいと思っていたと想像して読んでみると、感慨深くもあります。


あの無口で感情を表に出さない長門が、12月18日に起こした出来事により今の長門有希ちゃんの消失につながる。

こういうおかしなことが一切起きない日常を望んでいたとすると、それだけでこの作品があって良かったなと思います。

作者も長門がこうあってほしいだろうと考えてこの作品を描いていたのかもしれませんね。

ここからが大事な話

この漫画は全10巻まであります。

前述したように長門たちの卒業後まで描かれます。

ですが、アニメの方は高校二年生の夏までしか描かれません。

漫画で言うところの5巻の途中まででしょうか。

なのでアニメをみて興味が出たならこの漫画はおすすめです。

全10巻なので読みやすいですしね。

ですが、ここからが大事な話です。

もしこの漫画を読みたいのなら、そして涼宮ハルヒを知らないなら、【涼宮ハルヒの憂鬱】をある程度読んでおくことをおすすめします。

涼宮ハルヒの憂鬱に出てきたキャラクターがほとんど登場しますし、何よりこの作品自体が涼宮ハルヒの憂鬱のスピンオフであり、涼宮ハルヒの消失というストーリーから派生して物語が始まるので理解がしやすいと思います。

まぁおそらく事前に読んでいるとは思いますけどね。

おわりに

以上が【長門有希ちゃんの消失】の感想でした。

ほのぼのとした日常を取り上げたラブコメとして、またハルヒの派生作品としておすすめの作品です。

気になる方は読んでみてください!

コチラは同じく全10巻で完結する漫画【冴えない彼女の育てかた 恋するメトロノーム】の感想・レビュー記事です。

よければコチラもどうぞ!

コチラは全6巻で完結する学園ラブコメ【君じゃなきゃダメな奴隷少女】の感想・レビュー記事です。

コチラはアニメ化された人気の学園ラブコメ【いちご100%】の感想・レビュー記事です。

また、他のラブコメ漫画のレビューも書いていますので良ければみてみてください!

ではまた!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ラブコメ部部長
漫画は主に現代劇を好んで読む。
好きな漫画は「五等分の花嫁」「俺物語!!」
ラブコメはラブ寄り・コメディ寄りどちらも良いですね。
ハーレム系もいろんなヒロインがいて楽しいです。

コメント

コメントする


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次