異世界からやって来た少女と共同生活をするおちもの系ラブコメ【君じゃなきゃダメな奴隷少女】
今回はサクッと読んだ【君じゃなきゃダメな奴隷少女】の感想・レビューを書いてみました。
この記事を読めば【君じゃなきゃダメな奴隷少女】がどんな作品で、読んでいてどんな気分・感情になるのかわかります。
【君じゃなきゃダメな奴隷少女】のあらすじ
※作品を知っている人は読み飛ばしていいですよ。
高校生で一人暮らしをしている【高崎大斗】は自宅から帰ると、室内で横になっている少女を見つける。
この子は誰だ？どうしてこんなことになっているんだ？
いろいろ疑問に思うところはあったが、医者を目指している大斗は少女を放って置けず、介抱することに。
すると、目を覚ました少女。少女からいろいろと聞きたいことがあったが、残念ながら言葉が通じない。
身につけている首輪から「奴隷みたいだな」と言ったら、コクコクと頷く少女。
彼女は奴隷だった。しかも魔法で火を出すところを見て、いろんな状況から少女は異世界からやってきたのではないかと考える大斗。
そんなことあるのかと思慮していると、少女のお腹がグーと鳴る。
大斗はありものの料理を出すが、少女は奴隷の性か大斗にあーんと給仕してきた。
そんなことしなくていいと拒否する大斗。ようやく食べ終わると、今度は彼女の衛生状態が気になり風呂に入れようとする。
しかし、少女は大斗が入るものだと勘違いして大斗の服を脱がせようとしたり、シャワーを怖い魔物と思い魔法を使ったり、風呂に入れるにも四苦八苦。
一夜が明け、彼女に名前があった方が良いと考えた大斗は少女に【ベルナ】と名付けることに。
ベルナが現代社会に慣れるために、大斗はベルナにあらゆることを教えたり、世話をする。
服を買ってあげるためバストのサイズを測ったり、一緒にお出かけしたり、ベルナ一人におつかいを頼んだり、ことあるごとに心配になる大斗であった。
さて、ベルナはどうやって大斗のところへやってきたのか？その目的はなんなのか？
わからないまま奴隷少女との共同生活が始まったのである。
すると、ベルナとの生活が同級生の【安住楓】に知られてしまう。
安住にベルナとの仲を疑われてしまい、異世界から来た奴隷だと言うこともできずに大斗はどうごまかせるだろうか？
以上があらすじです。
この作品は異世界から来た少女と現代社会の中で暮らす、異文化交流ラブコメです。
大斗が現代社会を知らないベルナにいろいろ教えたり、世話をするさまが楽しい作品ですよ。
【君じゃなきゃダメな奴隷少女】の良かった点
この作品の良かった点は２つ！
- 異世界と現代社会のギャップをコミカルに描いている
- ベルナ×大斗のラブコメ💗
異世界と現代社会のギャップをコミカルに描いている
この作品は異世界から突然やって来た奴隷少女が現代社会で生活していく物語です。
何故やってきたのか？その目的は何なのか？
後々明らかになるんですが、とにかく突然現れた少女に大斗は困惑します。
警察に届けるわけもいかず、自分を慕ってくれているよしみか、このまま一緒に生活しますがベルナは現代社会の生活を全く知りません。
ベランダにある茂みをトイレと勘違いしたり、パンツを穿かずにタオルだと思い込んだり、満員電車に乗って仕事をしている人たちを奴隷かと聞いてきたり、異世界と現代社会の常識の違いをおもしろおかしく描いています。
ですが、ベルナは地頭が良く、適応力も優れているので割と早めに現代社会に慣れます。
異世界と現代社会のギャップをコミカルに描いているのは、物語の前半部分くらいでしょうか。
後半はコミュ障でエッチな想像をしてしまう美少女キャラが出てきたり、ベルナの嫉妬やら大斗とのスキンシップやらなにやらを描くラブコメらしい展開になってきます。（前半もラブコメらしい展開はありますが）
ベルナ×大斗のラブコメ💗
もう一つ良かった点は、ベルナ×大斗のラブコメです。
この作品の主題なので当然ですが、良いシーンがあるので書きたいです。
前述したようにベルナは大斗とはじめて会ったときから大斗のことをなんとなく慕っていて、一緒に暮らすなかでも奴隷の性で給仕してしまうんですが、大斗は良く思いません。
日本に奴隷制度は無く、ベルナにも普通の女の子として接したいからです。
それだけでなく大斗はベルナに現代社会のことを教えたり、いろいろ世話をしてくれます。
そんな関係ができて、ある日ベルナが日本語の勉強をしているときにノートに書いた”ある言葉”にキュンとしました。
その言葉はここでは言わない方が良いと思うので書きませんが、良いシーンでした。僕のお気に入りです。
他にも好きなシーンがありまして、ベルナが大斗の高校に転入することになります。
しかも文化祭の出し物の劇で主役に抜擢される。
緊張で四苦八苦して不安になりながらも劇は当日を迎えて、なんとか劇は終わる。
そのあとの夜の屋上、劇が無事に終わり楽しそうなベルナ。
そんなベルナに大斗がある言葉をかけて・・・その後の出来事がなんとも良くて、ラブコメしているなぁーと思いました。
おわりに
以上が【君じゃなきゃダメな奴隷少女】の感想・レビューでした。
この作品は全６巻なので３時間もあれば全巻読み終わります。
気になった方は是非読んでみてください！
コチラは全10巻で完結する漫画【冴えない彼女の育てかた 恋するメトロノーム】の感想・レビュー記事です。
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こちらは同じく全７巻と短めのマンガ【将来的に死んでくれ】の感想・レビュー記事です。
こちらも全６巻で完結するマンガ【僕の彼女は最高です！】の感想・レビュー記事です。
他にもラブコメ漫画の感想・レビューを書いていますのでそちらもよろしくお願いします！
ではまた！
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